星3青因子の厳選方法とその確率
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星3青因子について
そもそも星3青因子とは
青因子は能力UPの因子です。青因子をウマ娘育成時に継承することで、種類に応じてスピードやスタミナなどの基礎能力が上がります。
青因子のレアリティは星の数で表され、星の数が多いほど基礎能力の上昇量が大きくなります。
したがって強いウマ娘を育成したければ、レアリティの高い星3青因子を持つウマ娘を継承元ウマ娘に選ぶとよいです。
そのためにまずは星3の青因子を持つウマ娘を育成する必要があります。
因子と継承の仕組み、赤因子の確率については以下のページをご覧ください。
星3青因子の確率
青因子のレアリティのうち、星3が得られる確率は非常に低いです。後述しますが、青因子のレアリティ選定には育成完了時の各能力値が関わります。 チーム競技場ランキングに掲載されている能力値の高いであろうウマ娘ですら単純な星3確率はわずか4%ほどです。 星3の青因子を持つウマ娘を入手するためには根気よく育成を繰り返しましょう。 詳細は青因子確率分析を参照。
目指すは星3青因子×3
因子の継承では、継承元のウマ娘とされにその継承元のウマ娘の持つ因子が継承されます。
継承元のウマ娘とその継承元ウマ娘2体の計3体がすべて星3レアリティの青因子を持っていると、
育成ウマ娘のステータスを大きく上げることができます。
青因子厳選における最終目標は、自分自身とその継承元がすべて星3青因子を持っているウマ娘、
"星3青因子×3"のウマ娘を育成することです。
▲スピードの星3青因子を継承元と合わせて3つ持つテイエムオペラオー
目指すべきステータスと星3青因子の確率
ステータスのランクごとの星3確率
チーム競技場ランキングから取得したデータより、ステータスのランクがB~Sの場合と、SS以上の場合で
そのステータスが青因子に選ばれたときの星3確率が異なります。
3/24のデータではBランクのとき4.7%、SSランクのとき15.9%となっており、
SSランクのとき、B~Sランクと比較して星3確率が有意に高いといえます。
最終ステータスと星3確率
5/4のデータから、B~Sランクの時の星3確率を5%、SSランクの時の星3確率を10%として 最終ステータスによる星3取得率を算出しました。
ステータス | SSのステータスが 星3になる確率 | Bのステータスが 星3になる確率 | 合計星3確率 |
---|---|---|---|
B一個 B,C,C,C,C | 0% | 1% | 1% |
B二個 B,B,C,C,C | 0% | 2% | 2% |
B三個 B,B,B,C,C | 0% | 3% | 3% |
B四個 B,B,B,B,C | 0% | 4% | 4% |
オールB B,B,B,B,B | 0% | 5% | 5% |
SS一個 SS,C,C,C,C | 2% | 0% | 2% |
SS一個,B一個 SS,B,C,C,C | 2% | 1% | 3% |
SS一個,B二個 SS,B,B,C,C | 2% | 2% | 4% |
SS一個,B三個 SS,B,B,B,C | 2% | 3% | 5% |
SS一個,B四個 SS,B,B,B,B | 2% | 4% | 6% |
SS二個 SS,SS,C,C,C | 4% | 0% | 4% |
SS二個,B一個 SS,SS,B,C,C | 4% | 1% | 5% |
SS二個,B二個 SS,SS,B,B,C | 4% | 2% | 6% |
SS二個,B三個 SS,SS,B,B,B | 4% | 3% | 7% |
星3青因子の厳選方法
厳選するウマ娘
①育成が容易なウマ娘
因子の厳選には育成を何度も繰り返し、ステータスが高いウマ娘を生み出し続けなければなりません。 育成シナリオの難易度が高く、育成が安定しないウマ娘は因子の厳選には向きません。 安定してURAファイナルズを優勝できるウマ娘で厳選しましょう。 短距離やマイルのウマ娘は、スピードを特化して育成するだけでシナリオクリアし易いのでおすすめです。
②継承の相性がいいウマ娘
因子厳選の目的は、高いレアリティの因子を新しく育成するウマ娘に継承することです。 継承の相性が悪いとせっかく高いレアリティの因子を持っていたとしても、その効果を十分に発揮することができません。 今後育成したいウマ娘と相性のいいウマ娘で因子の厳選をしましょう。
▲サクラバクシンオーは短距離で育成は容易ですが、継承の相性が悪いウマ娘が多く、相性の観点からは因子の厳選にはおすすめできません。
因子厳選におけるサポートカード編成
①特定の因子を狙う特化編成
青因子として選ばれたステータスがSSランク以上だと、星3レアリティが付く確率が上がります。
特定の種類の青因子が欲しい場合、そのステータスをSSランク以上に上げ、他のステータスはシナリオクリアできるように調整するか、
他のステータスでも星3が排出されるようにできるだけBランク以上に上げるとよいです。
特定のステータスをSSランクまで上げるためにはそのステータスを得意練習とするサポートカードを多く編成し、
他は欲しいスキルを持つサポートカードにするか、シナリオクリアを安定させるために他の種類の得意練習を持つサポートカードを編成します。
▲スピード特化のサイレンススズカ。スピードを得意練習とするサポートカードを多く編成する。
▲パワー特化のハルウララ。スピード練習でもパワーが上がるため、スピードが得意練習のサポートカードも有効。
▲スタミナ特化のゴールドシップ。もう少しスピードを上げないとシナリオクリアが安定しなかった。
▲スピードとパワーをSSにしたグラスワンダー。スピード練習でパワーも上がるのでこの二種類なら2つSSにし易い。
②どれでもよいから青因子を狙うオールB編成
星3青因子を入手するためには青因子として選ばれたステータスがB以上であることが必要条件です。
青因子の種類に選ばれるステータスはランダムなので、できるだけ多くのステータスのランクをB以上とすることで、
星3レアリティを入手できる確率が上がります。
できればオールBを目指したいですが、根性や賢さの青因子はあまり使用されないことを考えると、
スピード、スタミナ、パワーの三種類はBランク以上になるように育成したいところです。
複数のステータスをB以上で育成するためには、サポートカードの種類を得意練習のステータス上昇項目を考慮し、
バランス良く編成する必要があります。
▲根性以外を4つBランクにしたウォッカ。スピード、スタミナ、パワー、賢さのサポートカードを編成している。
因子厳選での「SSRサポートカード 駿川たづな」
因子厳選では何度も繰り返しウマ娘を育成する必要があり、厳選効率を高めるには安定して高いステータスのウマ娘を生み出し続けなければなりません。
ウマ娘育成でありがちな確率による事故・下振れは極力避けたいです。
そこでおすすめのサポートカードが『SSR駿川たづな』です。
ウマ娘育成において、駿川たづなのサポートカードが有用であることは広く知られており、サポートカード使用率からもわかりますが、
因子厳選においてもその有用性は変わりません。
ウマ娘育成での事故・下振れ要因としては、ランダムイベントやトレーニング失敗によるやる気の低下、バッドコンディションの付与があります。
SSR駿川たづなを編成していると、これらの事故・下振れが発生した際にリカバリーできるイベントを発生させることができます。
駿川たづなのイベントの発生タイミングはおでかけコマンドを実行したときであるため、プレイヤー任意のタイミングで発生させることができます。
ランダムに発生する下振れ要因に対して迅速に対応できるため安定した育成が可能となります。
▲2連続でバッドコンディションが付与されても、1ターンで確実に解消できる。
因子厳選のよくある疑問 考察・検証
ウマ娘の育成ランクによって星3確率は変わる?
育成ランクと星3確率の関係を表すデータは現時点ではありません。
過去のデータより、B未満のステータスが青因子に選ばれたときに星3にならないことから、
ステータスの値が青因子のレアリティ抽選に影響しているのは明らかです。
一方、育成ランクはDやCでも星3青因子が出ています。
このことから、ステータスの値は星3率に影響しているが、育成ランクは星3率には関係ないと考えられます。
育成ランクが高いほどウマ娘のステータスは高く、SSランクやBランク以上のステータスの数も多いはずであり、
その結果星3取得率も高くなるといった疑似相関の関係は成り立ちます。
これにより、育成ランクが高いと星3が出やすいと思われてしまうのでしょう。
また、育成中に育成ランクを確認できないということ、星3の確率を上げるためにSSやBランクのステータスを増やしたり、
白因子取得のためにスキルを多く取っていれば自然と育成ランクも高くなることから、
星3厳選中に育成ランクについては意識する必要はないでしょう。
URAファイナルズ優勝したほうが星3の確率が高くなる?
URAファイナルズ優勝と星3取得確率にも、多少の疑似相関があります。 URAファイナルズで優勝したほうが敗北したウマ娘よりも高いステータスになるためです。 勝敗による星3確率に変化があるかはわかりませんが、 現状確実に星3確率に影響のあるステータスを上げることができること、URAファイナルズの白因子を獲得できる可能性がある ことから、できるだけ優勝を目指したほうがよいです。
SSランクだと星3率が高くなるデータはサンプルが少ない。ばらつきではないのか。
(サンプル数を増やしました2021/05/04) 3/24公開のデータはこちら(Bランク以上抜粋)です。
能力値 (能力ランク) | 星1 | 星2 | 星3 | 星3率 |
---|---|---|---|---|
600~699 (B) | 99 | 81 | 9 | 4.76% |
700~799 (B+) | 79 | 77 | 6 | 3.70% |
800~899 (A) | 73 | 59 | 13 | 8.97% |
900~999 (A+) | 69 | 51 | 10 | 7.69% |
1000~1099 (S,S+) | 64 | 42 | 5 | 4.50% |
1100~1200 (SS,SS+) | 32 | 100 | 25 | 15.92% |
SSランク時の星3率の有意性について、統計的検定により検証します。
SSランクの数:157
星3となった数:25
有意水準:5%
帰無仮説:SSランクで星3が出る確率を5%とする。
p値は0.00000031となり、帰無仮説は棄却される。したがって、SSランク時の星3率は5%より有意に高いといえる。
SSランクでの星3率を5%とした場合、157回試行した星3取得数の分布は以下の通り。
今回のデータの通り25回取得するのは限りなく0である。
▲SSランクで星3が出る確率を5%とした場合の157回試行した星3取得数の分布
SSランクで星3が出る確率を10%とした場合でも、p値は0.013374466となり、帰無仮説は棄却される。 SSランク時に星3率が10%を超えることはほぼ間違いなく、B~Sランク時の確率と比較して高い確率で星3を取得できるといえる。
▲SSランクで星3が出る確率を10%とした場合の157回試行した星3取得数の分布