赤因子選定確率と星3確率

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赤因子選定確率と星3確率

因子分析

チーム競技場全体ランキングより集計したウマ娘2万体分のデータから赤因子の選定確率と星3の確率を算出しました
因子の継承の仕組み、青因子の確率や厳選方法については以下のページをご覧ください。

赤因子選定の条件

赤因子として選定されるには、適性のランクがA以上必要です。
AまたはSランクの適性から確率で赤因子が選定されます。

以下にウマ娘22411体の赤因子に選定された適性のランクの数を示します。
すべてAまたはSランクの適性から選定されており、Bランク以下の適性は赤因子に選ばれていません。

ランク赤因子選定数
A20254
S2157

赤因子星数確率

赤因子に選定された適性のランクごとの赤因子の星数の確率は以下の通りです。

ランク該当数確率
A星1397219.61%
星21424170.31%
星3204110.08%
S星140918.96%
星2152970.89%
星321910.15%

赤因子の星数の確率は、適性ランクに関わらず、星1が20%、星2が70%、星3が10%です。


適性の赤因子選定確率

適性ランクA

Aランク以上の適性がそれぞれ赤因子に選定される確率を調べます。

条件をそろえるため、集計したウマ娘全22411体のうち、適性の組合せが最も多かった「芝A,ダートB以下,短距離B以下,マイルB以下,中距離A,長距離A,逃げB以下,先行A,差しA,追込B以下」 のウマ娘1466体について見ていきます。
以降Bランク以下の適性は簡単のためBランクとして扱います。

1466体の赤因子種類は以下の通りです。

赤因子該当数確率
28219.24%
中距離30821.01%
長距離28919.71%
先行27718.59%
差し31021.15%

Aランク以上の適性は5種類なので、完全にランダムだとそれぞれ20%となります。
概ねどれも20%前後であり、多少の増減はありますが誤差の範疇に収まるため、Aランクの中からの赤因子選定確率はランダムといえそうです。

他の適性のパターンも見てみます。
適性の組合せが2番目に多かった「芝A,ダートB,短距離B,マイルA,中距離A,長距離B,逃げB,先行A,差しA,追込B」の ウマ娘770体の赤因子選定確率は次の通りです。

赤因子該当数確率
14819.22%
マイル17422.60%
中距離15820.52%
先行15820.52%
差し13217.14%

マイルが高く、差しが低くなっているのが気にはなりますが、ギリギリ誤差の範疇でしょうか。

ダートも含まれるパターンも確かめます。
「芝A,ダートA,短距離B,マイルA,中距離A,長距離A,逃げB,先行A,差しA,追込B」の ウマ娘687体の赤因子選定確率は次の通りです。

赤因子該当数確率
10214.85%
ダート9714.12%
マイル9313.54%
中距離10214.85%
長距離9714.12%
先行9914.41%
差し9714.12%

Aランクの適性が7つなので完全ランダムだと14.29%となりますが、どれも14%前後となっています。

以上より、Aランクのみの適性から赤因子が選定される確率はそれぞれ等しくランダムであると言えそうです。


AランクとSランクの赤因子選定率の違い

次に適性がSランクとなった場合に赤因子の選定確率に影響があるのかを調べます。
適性が「芝S,ダートB,短距離B,マイルB,中距離A,長距離A,逃げB,先行A,差しA,追込B」の組合せのウマ娘254体のデータを見ます。

赤因子該当数確率
6425.20%
中距離4818.90%
長距離4618.11%
先行5521.65%
差し4116.14%

Sランクの芝の確率が最も高くなりました。
選定確率を20%として254回中64回観測する統計的検定p値は0.025518と小さく、 Sランクにした適性は選定確率が上がるといえそうですが、他もパターンも確認します。

違う適性組合せについても調べます。
適性が「芝A,ダートB,短距離B,マイルB,中距離S,長距離A,逃げB,先行A,差しA,追込B」の組合せのウマ娘223体のデータを見ます。

赤因子該当数確率
4118.39%
中距離5323.77%
長距離4017.94%
先行4419.73%
差し4520.18%

Sランクの中距離が最も高い確率となりましたが、この数値では誤差の範疇です。(p値0.094842)

続いて適性が「芝A,ダートB,短距離B,マイルB,中距離A,長距離S,逃げB,先行A,差しA,追込B」の組合せのウマ娘204体のデータを見ます。

赤因子該当数確率
4321.08%
中距離4019.61%
長距離4321.08%
先行4622.55%
差し3215.69%

Sランクの長距離ではなく、Aランクの先行が最も高い確率となりました。
Sランクの長距離はAランクの芝と同率で2番目です。

今度は適性が「芝A,ダートB,短距離B,マイルB,中距離A,長距離A,逃げB,先行S,差しA,追込B」の組合せのウマ娘162体のデータを見ます。

赤因子該当数確率
3924.07%
中距離3119.14%
長距離4326.54%
先行2414.81%
差し2515.43%

Aランクの長距離の確率が最も高く26.54%、Sランクの先行は逆に最も低く14.81%。
Sランクの適性の確率が少し上昇し、22%になると仮定した場合、162回試行して24回観測するときの統計的検定p値は0.014376。
これを誤差とするならば、芝Sで確率が上昇しているのも誤差になります。

適性が「芝A,ダートB,短距離B,マイルB,中距離A,長距離A,逃げB,先行A,差しS,追込B」の組合せのウマ娘145体のデータです。

赤因子該当数確率
3222.07%
中距離2416.55%
長距離2718.62%
先行3020.69%
差し3222.07%

Sランクの差しが高くなっていますが、サンプル数が少なく誤差の範囲です。

以上、Sランクを含む5パターンの適性組合せのデータを見てきました。
Sランクの適性が確率が上がっているパターンもありましたが、 現時点のデータからでは”適性がSランクの時に赤因子に選定される確率が上昇する”とは言えません。

まとめ

以上の結果をまとめますと、赤因子の選定確率及び星数確率は以下の通りです。

・赤因子に選定されるためには適性がAランク以上必要
・赤因子はAランク以上の適性の中からランダムに選ばれ、Sランクで確率が上昇することはない。
・星3率は10%、星2率は70%、星1率は20%。これは赤因子として選ばれた適性のランクによらない。

赤因子の選定が完全にランダム、星3率は10%となると狙った星3赤因子を厳選するのは骨が折れそうです。
青因子も星3を狙うとなるとさらに大変です。
狙った赤因子を厳選するならば、Aランク以上の適性が少ないウマ娘を育成し、Bランク以下の適性をAランク以上に上げないように継承を選ぶのがよいでしょう。